私達が御親大神と仰ぐ大国主大神様が国造りの途次、その困難な事業にお苦しみ お悩みになられた折、御自身の内には幸魂奇魂と云う神性(生成発展に向かう力)が備わっている事を悟られ、「幸魂奇魂守り給ひ幸給え」と自らの内なる神性の振起活発を祈り願われつつ大業を成し遂げられました。これにより本教では、人が人であるという事は、萬の物事を生成発展させ文化創造へむかう幸魂と、知性理性のはたらきをなす奇魂と云うムスビの“みたま”を我が身に戴いて生かされているからであると教えます。 出雲大社では、御神績にちなんで神語と尊称して「幸魂奇魂守り給ひ幸給え」と唱えて祈念致しております。 この祈りの言葉「神語」を祈りをこめて謹書され、心楽しく暮らさせて戴きましょう。 |